高安軒の布教と納骨堂

高安軒イメージ4 曹洞宗髙安軒は昭和2年(1927)8月榮昌庵説教所として開創しました。後に宗教法人申請の折、大乗寺旧塔頭「高安軒」を名乗ることを条件に許可されました。
 大正年間(1912~1926)に永平寺三代尊の遺骨が発掘、その地主が金沢市内の諸寺院にご遺骨を安置する寺を建立願いたいと申し出るも断わられ、榮昌庵6世石應泰然尼が六斗林にあった榮昌庵の前身「直指庵」を解体し現地に寺を建立しました。
 現在白山・野々市唯一の曹洞宗寺院として法灯は護られ三代尊のご霊骨は大乗寺に安置されています。

 

納骨堂
 平成18年7月初めに納骨堂を新築しました。旧納骨堂は昭和42年に清水祖田尼和尚が建立されたのは鉄筋コンクリート製の地下室タイプでした。室内は、高湿度でカビが生えやすく階段が急でお参りには向いていませんでした。nokotudoimg「米永の一休さん」で創っていただいたお墓代わりの「永代納骨壇」もカビの増殖と湿気によってとても永く使える状態ではなくなりました。
そこで思い切って旧施設を撤去し現在の建物を建立しました。 舎利骨の納骨、お骨の一時預りやペットのお葬式、水子供養にと多目的に利用できるホールと納骨施設に分かれております。土足のまま椅子に腰掛けて参詣できます。冷暖房完備です。カギはかかっていませんのでいつでも自由にお参りできます。バリアフリーで車椅子の方も入れられます